雪が降っていた先月とは打って変わり、日中の最高気温が15℃を超える日も増え、徐々に春が近づいてきましたね。
今回の見学会では、外構についての質問もたくさん頂きました!
部屋の広さや各設備・収納の高さ等、実際に体感することで家づくりのイメージがより膨らみますね!
このお家の床下エアコンは、北側にある寝室のWICに設置されています。
断熱性能G2.5(断熱等級6.5)の標準化と、気密性能C値0.5以下の確保、日射のコントロールや間取りの計画と窓の配置、換気計画や空調計画など、いくつもの要素を盛り込んで壁掛けエアコン1台の全館冷暖房を実現しています。
今回のメインは、前回の見学会に引き続きパッシブ換気です。機械などを使わず、自然の力で空気を循環させるシステムです。
床下で外から取り入れた空気を温め、温めた空気が上昇することで家中の空気が動力なしで循環する仕組みです。循環して冷えた空気は再び床下へ向かい、室内の汚れた空気は天井から排気塔へと排出されます。
家全体を均等に換気できないと、室内の温度ムラが起こります。これが結露の発生や冬場のヒートショックのリスクにつながるため、健康面と快適性それぞれに影響を及ぼすのです。
ダクトやフィルター等も不要なので、アフターメンテナンスも最小限です。 建物自体が換気システムとなっているため、365日24時間、適切な風量の換気を続けます。
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました!住まいづくりの参考にしていただけましたでしょうか?
今回の見学会は、K様のご協力のもと開催させていただきました。ご協力ありがとうございました!