4月30日(土)・5月1日(日)に大垣市荒川町で骨組み見学会を開催しました
今回は、ゴールデンウィークの真っただ中での開催でした。この時期は、家族そろって旅行という方が多い中、私たちの構造見学会へ参加して頂いたみなさん、本当にありがとうございます。みなさんの住まいづくりの真剣な想いが、私たちスタッフにビンビン伝わってきました。その想いがあれば住まいづくりは必ず成功します。時折、雨が降る中での見学会は、みなさんの真剣な想いと、私たちスタッフの住まいづくりを成功して頂きたいと願う熱い想いでいっぱいでした。みなさんに心からお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。
今回会場となりましたT様邸の住まいは、WB工法という、夏と冬で衣替えをする住まいです。つまり、夏涼しく、冬温かい住まいを実現しています。当たり前のようですが、これがなかなか難しいのです。ただ、高気密にして断熱材の性能を高くすればよいかというと、そうではありません。この見学会では、多くの方がこの点にお気づきになられたようです。
この工法は、長野県の大工さんが、昔ながらの「土壁」の良さを、現在入手しやすい建材で再現したいという想いで開発されました。コストが高くならずに誰でも建てられることが重要でした。「土壁」は、日本の湿潤な気候に最も適した工法として昔から使われてきましたが、一つ欠点がありました。それは、「冬が寒い!」ということです。この欠点を完全に克服し、室内の空気中のホルムアルデヒドなどの有害物質を外部へと排出し、アトピーや喘息でお困りのお子さんも安心して住むことができる工法が完成したのです。
将来、息子さんのご家族と同居できるように計画されたこの住まいは、健康への配慮はもちろん、住まいの耐久性を担保した長期優良住宅仕様であることに加えて、光熱費を削減する省エネルギーという課題もクリアしました。私たちスタッフ全員の想いとT様の想いが一つの形になった住まいを見て頂けることが、私たちスタッフ一番の喜びでした。
【見学会の様子】
「2階の床は、剛床の3重床構造です。1階がうるさくないのがポイントです。」
「こんなしっかりした断熱材を使うんやね。」「耐久性が一番です。」
「基礎の内側は、必ず断熱材!底冷え対策です。」
「さ〜て、間違い探しをやるぞー!」
「ここが空気の通り道です。有害物質が外へ出ていきます!」
「床の梁が太くて大きいね!」「確かにっ!!」
「WB工法ってこんな仕組みなのね。おもしろ〜い!」
「いつも、ありがとうー(^−^)」