6月20日(土)
「地震の揺れを軽減する
免震工法見学会」を
開催いたしました!
ご予約の上ご来場いただいた皆さま、
ありがとうございました!
見学会の様子🏠
「地震対策」や「免震工法」について説明させて頂いてから、実際の施工風景をご覧いただきました。
4年前の熊本地震では最新の耐震基準で建てられた住宅が、何棟も倒壊しています。また、東日本大震災では、液状化が発生したエリアのほとんどの住まいが、不同沈下を起こして地面に沈んでいきました。
地震対策とは、地震の揺れだけでなく確実な液状化対策が重要なんですね。
地震対策として一番メジャーな方法は住まいの「耐震」です。「制震」「免震」の採用は、まだまだ少ないかもしれません。大切なことは、住まいを建てる地域の地盤の性状を確かめて、どの地震対策が一番合っているかを検討することです。
この勉強会では、それぞれの役割と得意分野・不得意分野についてご説明し、熊本地震や東日本大震災における免震性能調査報告を元に、この地域にはどのような地震対策が適切なのかご説明させていただきました。
「免震工法」の施工風景実際にご覧いただきました。
動画プレーヤー
免震部材の大きさに併せて掘った地面に、土木シートを敷きます。
この土木シートが液状化発生時に水だけを保水して住まいの沈下を防ぎます。
土木シートの上に免震部材を丁寧に配置します。
免震部材を土木シートで包みます。
その上にRボードを敷いて固定します。
今回の見学会では、施工風景の一部をご覧いただきました。この後免震部材の両脇に砕石を敷き詰めて免震部材を固定し遮湿シートを敷いて、基礎工事に取り掛かっていきます!
地震対策は、住まいづくりで最も一番最初に行う大切な工事です。
将来にわたって家族が安心して暮らしていくために、また、家族の財産を守るために必要不可欠なポイントです!資料だけではなかなか伝わりにくい部分も、実際の作業風景を間近でご覧いただいくことにより、理解を深めていただけたと思います!