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「仕上げる前だからこそ分かる本当の性能!」構造見学会

日程:
場所:
受付中

開催概要

開催日2026年1月11日(日)
開催時間10:00~16:00
開催場所岐阜県羽島市正木町
参加方法①予約カレンダー内の1/11(日)の枠で、

参加希望時間を選択してください。

②ご連絡先情報を入力してください。

③【予約】ボタンを押すと確認メールが自動送信され、

予約が確定いたします。

④スタッフが予約を確認し次第、詳細な住所・地図を

ご入力いただいたメールアドレスにお送りいたします。

予約カレンダー

参加費無料
電話番号0120-05-5805

ントの申し込みはこちら

建物の性能

  • UA値:0.28W/㎡・K
  • 冷房期の平均日射熱取得率(ηAC):1.1
  • C値:0.3㎠/㎡※測定前なので予定値です。
  • 許容応力度計算 耐震等級3
  • 耐震+制振構造(制震テープ)

※完成のイメージ図

私たちスタッフの住まいへの想い入れ

夫婦二人でこれからの人生を、やりがいのある仕事をしながらゆったりと暮らしていきたい、との想いで住まいづくりに取り掛かり数年が経過した時に、ご相談を受けた事がお知り合いになるきっかけでした。

私は、お二人のお話しの中から大切にされている暮らしのイメージを具体的に作り上げ、振り返るたびに「幸せな人生だったなぁ」と心から思ってもらえるその舞台が、この住まいであってほしいという願いを込めて設計いたしました。

土の色が染みたご主人の作業着を、奥様が丁寧に気持ちを込めて洗濯する。そんな夫婦の絆の一コマでも応援できると良いななんて思いながら、私たちスタッフは住まいづくりを進めています。

基礎スラブ下全面の断熱材です。

 

この見学会でみてほしいところ

構造見学会とは、耐震性能や断熱性能、空調計画や換気計画、そして耐久性など、40年以上、50年以上と長持ちしつつ快適に暮らせる住まいの基本性能を支える仕組みや使用されている素材、施工の質や技術力等をご自身の目で確認し知っていただく場です。

昨今言われているように、地球の温暖化が顕著になってきています。

ただ夏が暑いというだけでなく、冬の寒さは相変わらず厳しく、穏やかな春や秋の気候の期間が短くなってきています。

極端に暑い夏と寒さが厳しい冬が一年の半分を超えるようになるのは、すぐそこかと感じるこの頃ですが、今後はより一層エネルギーの消費量が増加することは明らかです。

構造区画の設計による配筋です。

 

これからの住まいに求められること

住まいの省エネ性が確実に求められます。光熱費の上昇はその使用量だけでなく、単価も上昇します。住まいを建てる時には、これまでためてきた自己資金に住宅ローン、その他に援助があるかもしれませんが、まとまったお金が手元に用意されます。

新しい住まいでの暮らしが始まってからは、毎月の決まった額の給料やパート代、公的援助など、一定の金額で暮らしていかなければなりません。

暮らしの光熱費は毎月継続して掛かります。

この額を少しでも抑えることを念頭に住まいづくりを行うことが、日々の暮らしも気持ちのゆとりも豊かになっていくはずです。

 

今回の構造見学会は、暖房用のエアコンを設置した後に行うので、暖かい空間で構造のポイントをチェックしていただきながら、暖房の効きまで体感していただくことが可能です。

住まいの性能や安全性、住んでからの快適さは、リフォームで変えることができない「見えなくなる部分」で決まります。あのとき見ておけば・・・!と後悔しないように、住まいの中身を確かめてください。

家計の負担を減らす住まいづくり

近年、電気・ガスなどのエネルギー料金が急騰しており、光熱費が家計を圧迫しています。電気代を抑える住まいづくりには色々な対策がありますが、今回の構造見学会でお伝えしたい対策は以下の2つです。

  1.  日射取得・日射遮蔽を考えた設計
  2.  気密性能を徹底的に高める

日射取得・日射遮蔽を考えた設計

冬場に部屋を暖めるために、太陽の熱をうまく取り込むことを「日射取得(にっしゃしゅとく)」といいます。

逆に夏は太陽の熱が入りすぎると部屋が暑くなりすぎてしまうため、光を遮ることが重要になります。これを「日射遮蔽(にっしゃしゃへい)」といいます。

この2つは、住まいの快適さと省エネ性能を高めるためにとても大事なポイントです。

太陽の角度や日射量を計算して、家を「科学的に」設計するのがパッシブデザインという考え方。日射の角度と性質を理解すれば、省エネで健康的な暮らしができる家を設計できます。

 気密性能を徹底的に高める

住まいの快適性・省エネ性を測る1つの指標として「C値(隙間相当面積)」という気密性の数値があります。

気密性能の主な目的は以下の4つです。

  1. 暖冷房の熱負荷の低減と快適性の向上
    • 空調効率が上がり、光熱費が削減され、快適な室内環境を実現できる。
  2. 断熱材の性能保持
    • 断熱材の性能劣化が抑えられる。
  3. 壁体内結露の防止
    • 繊維系断熱材(グラスウールやロックウールなど)を使う際は特に重要。
  4. 計画換気の性能維持
    • シックハウス対策として導入された24時間換気を機能させるため。

快適性を評価する際、「15%以下の人が不快と感じる状態」を合格ラインとしており、これは室温20℃で風速0.2m/sを超えなければ、ほとんどの人が快適だと感じる、という知見に基づいています。

この観点から、気密性能と風速の相関を分析した結果、C値=約0.9 が快適性を確保できる基準として妥当であるとされています。

しかし、気密性能は新築時が最良で、時間が経てば劣化します。そのため、将来的な劣化を見越したさらに厳しい基準として、C値 = 0.7±0.2(目安:0.5~0.9) を目標値として設定するのがよいとされています。

構造見学会をやるのは、自信があるから。

一度買ったら簡単には買い替えられない、家族の暮らしと未来を左右するもの。それが住まいです。

私たちの構造へのこだわりや工法をご理解いただくことは、完成後の家に安心して住んでいただくためにも欠かせません。

実際の施工箇所を見ながら、疑問点があればその場で質問してください。住まいづくりの不安や悩みを少しでも解消していただければ幸いです。

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