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「作業療法士と一緒に作ったバリアフリーの家」完成見学会

日程:
場所:
受付中

開催概要

開催日2025年11月29日(土)~12月6日(土)
開催時間10:00~16:00
開催場所岐阜県羽島郡笠松町
参加方法①予約カレンダー内の11/29(土)~12/6(土)の枠で、

参加希望日時を選択してください。

②ご連絡先情報を入力してください。

③【予約】ボタンを押すと確認メールが自動送信され、

予約が確定いたします。

④スタッフが予約を確認し次第、詳細な住所・地図を

ご入力いただいたメールアドレスにお送りいたします。

予約カレンダー

参加費無料
電話番号0120-05-5805

ントの申し込みはこちら

建物の性能

  • UA値:0.28W/㎡・K
  • C値:0.4㎠/㎡
  • 許容応力度計算 耐震等級3
  • 耐震+制振構造

作業療法士と連携し、自宅介護がしやすく住宅内での事故を発生させないための安全維持性能を取り入れ、設計しています!

お家の見どころ

安心安全なバリアフリー設計。玄関から続く土間収納スペースには、靴やアウトドア用品などを整理できる広々とした棚があります。

自然光が差し込む、明るく開放的なリビング・ダイニングスペース。

キッチンの奥には、トイレ・洗面脱衣室・バスルーム。水回りが一箇所に集結しているので、家事動線バッチリです。

柔らかな光が満ちる寝室。収納スペースも充実しています。

家計の負担を減らす住まいづくり

近年、電気・ガスなどのエネルギー料金が急騰しており、光熱費が家計を圧迫しています。電気代を抑える住まいづくりには色々な対策がありますが、今回の構造見学会でお伝えしたい対策は以下の2つです。

  1.  日射取得・日射遮蔽を考えた設計
  2.  気密性能を徹底的に高める

日射取得・日射遮蔽を考えた設計

冬場に部屋を暖めるために、太陽の熱をうまく取り込むことを「日射取得(にっしゃしゅとく)」といいます。

逆に夏は太陽の熱が入りすぎると部屋が暑くなりすぎてしまうため、光を遮ることが重要になります。これを「日射遮蔽(にっしゃしゃへい)」といいます。

この2つは、住まいの快適さと省エネ性能を高めるためにとても大事なポイントです。

太陽の角度や日射量を計算して、家を「科学的に」設計するのがパッシブデザインという考え方。日射の角度と性質を理解すれば、省エネで健康的な暮らしができる家を設計できます。

 気密性能を徹底的に高める

住まいの快適性・省エネ性を測る1つの指標として「C値(隙間相当面積)」という気密性の数値があります。

気密性能の主な目的は以下の4つです。

  1. 暖冷房の熱負荷の低減と快適性の向上
    • 空調効率が上がり、光熱費が削減され、快適な室内環境を実現できる。
  2. 断熱材の性能保持
    • 断熱材の性能劣化が抑えられる。
  3. 壁体内結露の防止
    • 繊維系断熱材(グラスウールやロックウールなど)を使う際は特に重要。
  4. 計画換気の性能維持
    • シックハウス対策として導入された24時間換気を機能させるため。

快適性を評価する際、「15%以下の人が不快と感じる状態」を合格ラインとしており、これは室温20℃で風速0.2m/sを超えなければ、ほとんどの人が快適だと感じる、という知見に基づいています。

この観点から、気密性能と風速の相関を分析した結果、C値=約0.9 が快適性を確保できる基準として妥当であるとされています。

しかし、気密性能は新築時が最良で、時間が経てば劣化します。そのため、将来的な劣化を見越したさらに厳しい基準として、C値 = 0.7±0.2(目安:0.5~0.9) を目標値として設定するのがよいとされています。

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