これって勘違い?住まいづくりの常識・2 | 羽島市で新築一戸建て・注文住宅・リフォームならプラスホーム

STAFF BLOG

スタッフブログ

ホーム > スタッフブログ > これって勘違い?住まいづくりの常識・2
  • 社長

これって勘違い?住まいづくりの常識・2

みなさんが、住まいづくりでお困りになることは、いくつもあると思います。

その一つ一つを一生懸命に解決しながら、一歩ずつ前へ進んでおられる方ばかりですね。

しかし、解決したくても勉強すればするほど迷いが増えることってありませんか。

 

住まいづくりの常識だと思っていたことが、

実は、「勘違い!?」というお話しを、いくつかご紹介したいと思います。

 

目次

①これって勘違い!?結露の常識

②これって勘違い!?断熱材の常識

 

 

①これって勘違い!?結露の常識

「結露」は、住まいにとって大敵だという事はみなさんよくご存知だと思います。

そこでお尋ねします。

「結露」は二種類あることをご存知ですか。

それは、見える結露隠れて見えない結露です。

 

見える結露の代表は、窓ガラスに付着する水滴です。

冬によく目にする現象ですね。

原因は、部屋の中の温度と外部の温度の差が大きいことです。

 

困るのは、カーテンが濡れたり床がべちゃべちゃになったりすることですね。

そのまま放っておくと、気が付いたらあちこちに黒いカビが・・・(-_-;)

なんて事を経験された方は多いと思います。

 

この「見える結露」の対処は誰でもできます。

気が付いた時にその水滴を拭き取れば問題ありません。

でも、ウッカリ忘れるとカビが・・・!(シツコイ💦)

 

この結露の発生を軽減させるために、

窓に樹脂とアルミを組み合わせた複合サッシュを採用すると効果的です。

ガラスは、ペアガラス(Low‐Eガラス)を使用することをお奨めします。

 

さらにお奨めは、サッシュの建具の仕上げが内側も外側も樹脂のタイプです。

樹脂の熱の伝わりは、アルミの約1,000分の1。

断熱性能が一段と高くなって結露をより少なくできます。

これで「目に見える結露」の発生を、かなり抑える事が出来ますので安心してください!

 

そして、もう一つの結露「隠れて見えない結露」は、

建物の外壁の中に発生する「内部結露」です。

 

この「内部結露」は、普段の暮らしでは発見することができません。

もちろん拭き取ることもできません。

 

ですから何年も放置することになります。

時間の経過とともに、壁の中にカビが発生します。

するとカビの胞子が部屋中に飛散し、ぜんそくやアレルギーの原因になります。

 

まだ他にも注意しなければならない重大な事があります。

「内部結露」の湿気(水分)によって、

壁の中の柱や筋交いなどの構造上重要な部材が蒸れ腐れを起こし、

住まいの構造耐力が激減することです!!

 

これが、木造住宅の耐久性を低下させる一番の原因です。

 

「結露」は家族の健康を脅かしたり、住まいの耐久性を低下させる

絶対に発生させてはならない厄介者です!

 

では、何に気を付けたら良いのでしょうか。

 

ご存知の通り「結露」発生の原理は、

湿気を持った暖かい空気が、冷たい部分に接触して起こります。

その接触を発生させない断熱方法を選択することが重要です!!

 

そのためには、断熱材の性質と熱の伝わり方を知っておくことが大切になります。

それでは、次の項目で詳しくご説明します。

 

 

②これって勘違い!?断熱材の常識

断熱材の役割は、住まいの内部と外部の熱の行き来を減らし、

温度差を可能な限り最小限にすることです。

 

現在、いくつかの種類の断熱材が存在しますが、

大きく分けると、細い繊維同士が絡まり合うことによって空気を閉じ込め、

軽量かつ断熱性の高い素材として活用される繊維系と、

プラスチック素材の中に細かい無数の気泡を閉じ込めることで、

断熱材としての機能を発揮する発泡プラスチック系の二種類に大別されます。

 

  • 綿状にした繊維系の断熱材:グラスウール、ロックウール、セルロースファイバーなど
  • 発泡プラスチック系の断熱材:ウレタンフォーム、ポリスチレンフォームなど

 

断熱材メーカーは、それぞれの断熱性能を高めることに傾注しています。

高性能な断熱材は、内部と外部の温度差を解消し、エネルギー消費を減らす省エネにつながります。

 

次に、住まいの断熱について考えてみましょう。

 

断熱材の断熱性能は、

厚さ1メートル・面積1㎡の断熱材を隔てて、両側に1℃の温度差があるとしたとき、

1秒間にどれくらいの熱量が移動するかを表す数値で表されます。

熱伝導率の単位としては、[W/m・K]が使われます。

 

当然ながら、熱伝導率の低い断熱材の方が断熱性能は高いです。

住まいの断熱性を上げるために、

断熱性能の高い断熱材を使用することが重要視されています。

 

これは間違いではありません。

でも、全てではありません。

 

住まいにおいて断熱材を考える時、

大切なことは、

日本には四季折々があり、住まいは家族が快適に暮らす場所だという事です。

 

住まいを人間に置き換えましょう!

 

寒い寒い真冬では、私は間違いなくユ〇〇ロのダウンジャケットを着ています。

本当に暖かいですね(^^)v

性能の良い断熱材を住まいに使用していることと同じです。

 

でも、夏になると私は間違いなくユ〇〇ロのダウンジャケットを脱ぎます。

おじさんが汗をかいていると、親父臭いと言われてしまいますので・・・^^;

でも、住まいは断熱材を脱ぐことはできません!!

夏の暑い太陽の下、ダウンジャケットの中は汗まみれで大変です!!

 

また、真冬の晴れた日、最高気温が10度以下でも、

太陽に向かって「日向ぼっこ」をすると、身体が暖かくなって、

ダウンジャケットを脱ぎたくなることがあります。

みなさんもこんな経験ありますよね。

気温は低いのに、なぜ身体が暖かいのでしょうか。

 

実は、熱の伝わり方には、3種類あります。

  • 伝導:物体を伝わって熱が移動します。(熱を加えてしわを取るアイロンなどです)
  • 対流:空気の移動によって熱が伝わります。(冬の閉め切った部屋の窓を開けると冷たい風が入ってきて部屋が冷えるように、エアコンやドライヤーなども同じ原理です)
  • 輻射:熱が直接放射される現象です。(太陽やたき火やストーブなど、自ら熱を発するものはすべてこれに該当します)

 

つまり、冬の寒さは対流で伝わり、夏の暑さは輻射で伝わるのです。

住まいの断熱は、冬の対流熱と夏の輻射熱の性質に対応した方法が必要です!!

単体でこの両方に対応した断熱材を私は知りません。(私の勉強不足かもしれませんが・・・💦)

少なくとも、一般的ではないように思います。

 

住まいの断熱について大切な事は、

断熱材単体の性能で考えるのではなく、

冬の対流熱・夏の輻射熱に対応できる断熱工法を検討することが重要です。

 

 

みなさんの住まいづくりが成功し、

素晴らしい人生を送って頂けるように、

住まいづくりサポーターの私、渡邉郁雄は願っています。

 

最後までお読み頂きまして、ありがとうございました。